不眠症(睡眠障害)が原因で様々な体調不良が起こります。
当院では体の構造と機能を整えることで、
本来の正常な治癒力を取り戻し、不眠を解消していきます。
「不眠症とは?」
寝つきが悪い、
眠りが浅く途中で目が覚める、
寝た感じがしないなどの症状が続き、
・日中の眠気
・集中力の欠如
・慢性的な疲労感
等の体調不良が起こる状態を
指します。
日本では5人に1人
が
不眠症(睡眠障害)に悩まれていると
言われています。
小児期~青年期よりも
20歳以降に発症する人が多い
というデータがあります。

「不眠症の4つのタイプ」
入眠困難
布団にはいっても
30分以上眠れない
中途覚醒
一旦眠りについても、翌朝起床までに何度も目が覚める
早朝覚醒
起床予定の時間より2時間以上早く目が覚めその後眠れない
熟眠障害
眠りが浅く、睡眠時間のわりに熟睡した感じがない
「世界で最も短い、日本人の睡眠時間」
厚生労働省が実施している「国民栄養・健康調査」によると、
日本人の約4割は睡眠時間が6時間未満であるという厚生労働省の統計があります。
年代別に見ていくと、40代の女性は5割超、男性は4割超。
その割合は年々増加傾向にあります。
OECD(経済協力開発機構)の2018年の調査によると、
平均睡眠時間は7時間22分。
OECD平均の8時間25分と比べると、1時間以上も短いことになります。
平均7~8時間の睡眠をとっている人は
統計データにおいて、
・最も寿命が長い
・生活習慣病の罹患率が低い
・体型の変化が少ない
という結果が出ています。


「不眠症による、生活習慣病のリスク」
生活習慣病患者では不眠症の方が多いことが知られています。
不眠症が続くことで
「交感神経の緊張」
「血糖値を上げる成分の過剰分泌」
「睡眠時間の短縮」
「うつ状態による活動性の低下」
など多くの生活習慣病リスクが高まります。
入眠困難や中途覚醒・早朝覚醒など
不眠症状のある人では、良眠している人に比べ、
糖尿病になるリスクが
1.5~2倍になることが
知られています。
その結果として5~10年後には、
高血圧・心不全虚血性心疾患・脳血管障害
などに罹りやすくなります。
「不眠症の原因」

心理的ストレス
仕事の問題、身内の不幸、人間関係、不安感など
身体的ストレス
ケガ、体の歪み、蕁麻疹等のアレルギー、筋肉の緊張(交感神経)など
薬理学的原因
薬、アルコール、たばこ、カフェイン等の摂取など
環境的な原因
時差ボケ、室温や湿度など
「睡眠がもたらすメリット」
身体の疲労回復
起きていた時の疲労を、
寝ている間にしっかり回復させ、
明日の準備状態に入ります。
成長ホルモンの分泌を促す
睡眠中には身体の成長や
細胞の修復、代謝調節などを促す
ホルモンが多く分泌されています。
記憶の定着や整理
その日に起きたことや覚えたことの記憶を
整理、定着をしてくれます。
